1−9 内外大豆価格の比較
 大豆の国際価格は、2008年にバイオエネルギー需要の増大等によって、コーン、小麦等とともに高騰したが、いわゆるリーマン・ショックを経て価格は一旦下がった。2010年から再び上昇傾向を辿っている。[1-9-1
  この間、国産大豆の価格は、比較的安定的に推移したことから、国産価格と輸入価格の較差は、国際価格の高騰に伴って一旦縮小し、その後再び拡大したものの、その幅は以前より小さい。[1-9-2
  全量が国産と同じく食品用原料として利用されると思われるカナダ産、中国産についてみると、中国産については、平成19年産で較差が大幅に縮小し、その後、その水準が継続している。カナダ産については、年々較差が縮小する状況になっている。[1-9-3
 
資料の出所(掲載されているインターネットサイト)
財務省貿易統計(輸入品目コード120100010)
農林水産省大臣官房食料安全保障課「穀物等の国際価格の動向」
 
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